空港にある大きな靴下🧦

空港に行くと、滑走路の端にひっそりと立っているオレンジと白の大きな靴下のようなものを見かけませんか?

これは ウィンドソック(吹き流し) と呼ばれ、パイロットが風の強さや向きを一目で知るために欠かせない設備です。

・風が弱いとき → しなっと垂れる

・風が強いとき → ピンッと水平に広がる (15kt以上)

・風向 → 靴下が指している方向が「風下」

風が強くて問題となるのが「横風」です。

機体毎に横風制限が定められており、安全運航するためには、その日の風の強さや風向を常に理解する必要があります。

私のベースである静岡空港は、特に冬になると強風が吹き荒れます。また、空港が高台に位置しているため、着陸の最後の局面で機体が大きく揺れることが多く、パイロットにとっては難しい飛行場のひとつです。

冬の静岡空港は、パイロット泣かせの空港なのです😅

次に空港へ行く時は、ぜひ滑走路の端にあるオレンジと白の大きな靴下を探してみてくださいね🌬️