Instagramの45歳誕生日投稿には、本当にたくさんの「おめでとう」をいただきました。
コメントを一つひとつ読みながら、応援してくださる方々の温かさに胸が熱くなりました。
あらためて、心からありがとうございます。
この一年の歩みを振り返ってみると、44歳は「ワクワクする挑戦が増えた年」でした。
SNSを通じて広がったつながり、そしてブログやメンバーシップの新しい挑戦。
どの一歩にも、皆さんの言葉がそっと前へ押し出してくれました。
今日は、そんな44歳の一年を少しだけ振り返りながら、応援してくださる皆さんへ感謝の気持ちを綴りたいと思います。
44歳だった一年を振り返って
思えば、44歳の一年は「新しい景色がどんどん広がっていった年」でした。
もともと表に出ることは考えていませんでしたが、3月のトークイベントが、思いがけず明るい追い風になりました。
同期のハチに誘われ、「自分なんかが…」と思いながらも、じっくり考えた末に挑戦することを選んだあの日。そこから、自分のキャリアを客観的に見直し、気づいたことがありました。
私は戦闘機パイロットの中でもかなり珍しい経歴です。それだけ特殊な経験を「持たせてもらった」という事実。
そして、国防という任務の多くが語られないまま陰で続けられていること。
自衛官の多くは、それを自分の口で伝えることもないまま日々の任務を遂行していること。
そんな背景を思うほど、自分が経験してきたものに「もっと前向きに活かせるのではないか」と考えるようになりました。
この一年は、その気づきが前へ進むエネルギーになり、毎日が少しずつ明るく前進できた時間でもありました。
SNSを通じて広がった、新しいつながり
Instagramに本格的に向き合い始めたのも44歳の一年でした。
気づけばたくさんの方々が「楽しみにしてます」「元気をもらっています」と言ってくれるようになり、
コメントに返事をしながら、その「温度」を確かに感じるようになりました。
誕生日の投稿に寄せられた言葉の数々は、読んでいて自然と笑顔になるほど温かいものでした。
一つひとつのコメントに返しながら、
「人ってこんなに優しい気持ちを向けてくれるんだな」
「これからも丁寧に発信していこう」
そう思わせてもらいました。
仕事でも全力で
ビジネスジェットの現場では、より専門性を活かす方向へ舵を切る一年にもなりました。
訓練、審査、育成――どれもやりがいに満ちていて、これこそ自分が最も力を発揮できる領域。
若い世代がのびのび成長していける環境をつくることが、いまの自分の使命だと感じています。
長年戦闘機の世界で培ってきた「安全への執念」と「継続の力」を、民間の空でもしっかりと伝えていきたい。
そんな思いを、より前向きに前向きな手応えを感じた一年でした。
ブログとメンバーシップという、新しい挑戦
そして、ブログ「Chakra Blog」を立ち上げたのも大きな変化でした。
これまで語らずにきた経験を言葉にし、
読んでくれる方がほっとしたり、元気になったり、前向きになれる場所をつくりたい。
そんな思いから始めたブログは、気づけば「自分を整えてくれる場所」になりつつあります。
さらに、このブログから生まれたメンバーシップでは、
「収益は子ども支援へ」という決断をしました。
航空の世界で学んだ「受け継ぐ文化」を、今度は自分が誰かに返す番だと思ったからです。
まだ始まったばかりの取り組みで、メンバーも少ないですが、みなさんと一緒に育てていけることを心から楽しみにしています。
45歳の一年は、もっと面白くしたい
おじさんだけど、おじさんじゃない45歳！
これからもっと面白いことに挑戦していきます。
45歳は、「恩返しの形を楽しく育てていく」一年になると思います。
Instagramでいただいた、たくさんの温かい言葉。
本当に本当にありがとうございました！
そして、これからもよろしくお願いします。
